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シャンルべ・エナメルの文字盤を備えた、ローラン・フェリエ「クラシック・トラベラー グローブナイトブルー」

シャンルべ・エナメルの文字盤を備えた、ローラン・フェリエ「クラシック・トラベラー グローブナイトブルー」
  ローラン・フェリエが 2016年に発表した「ガレ・トラベラー グローブナイトブルー」は、夜の地球を表現したブランド初のデザインで、芸術的な手仕事(メティエ・ダール)と視覚的バランスをいかに極めているかを示したモデルだった。このたび、ブランド創業15周年を記念し、ローラン・フェリエはこの象徴的な作品に新たな命を吹き込んだ。「クラシック・トラベラー グローブナイトブルー」として、新たにシャンルべ・エナメルの文字盤を備えたモデルとして生まれ変わった。

  

クラシック・トラベラー グローブナイトブルー
  
ローラン・フェリエ「クラシック・トラベラー グローブナイトブルー」 Ref.LCF012.G1.NGE10
自動巻き(Cal.LF230.02)。44石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWGケース(直径41mm、厚さ10mm)。3気圧防水。ピンバックル仕様:1683万円(税込み)。フォールディングクラスプ仕様:1738万円(税込み)。

新たにデザインされた文字盤
  
ドーム型のホワイトゴールド製文字盤の中央には、五大陸が描かれた壮麗な世界地図が広がりブルーエナメルで覆われており、その周囲をディープブルーのエナメルで描かれた海が囲んでいる。古くから伝わるシャンルべ技法で作られたこの文字盤は、立体的な表面にエナメルを施すことが最大の課題だった。

  ゴールド製文字盤の中央はドーム型で地球儀を再現したようで、モチーフである五大陸がより強調されている。宇宙から見た夜の世界の街の明かりは、エナメルゴールドのタッチで手描きされ、暗い海とのコントラストを引き立てている。卓越したクラフトマンシップに加え、この文字盤の中央部分を完成させるためには、5つ以上の焼成工程が必要だった。

  手作業でサーキュラーサテン仕上げを施した、アンスラサイト・グレーの文字盤外周部またはアワーサークルが中央の球体へと引き込まれるような印象を与え、文字盤の上に地球儀が立体的に浮かんでいるような錯覚を強調している。文字盤の立体感はドロップ型のインデックスによってさらに強調され、その先端は外周サークルを越えて伸びており、地球儀の上に浮かんでいるように見える。

読みやすさを追求した美学
  
「クラシック・トラベラー グローブナイトブルー」は実用性に緻密なバランス、そして調和のとれた美しさを組み合わせようと開発され、あらゆる状況下においても明確さと性能を保証する。世界を飛び回る人々のためにデザインされたコンテンポラリーなタイムピースとして、デュアルタイムゾーン機能に独自の解釈を加えている。

  ケースの左側に控えめに配置されたふたつの対称的な長方形のプッシャーを使って、センター軸の時針が表示するローカルタイムを調整することができる。タイムゾーンを移動する際、センターの時針はプッシャーを押すだけで、1時間単位で時刻を進めたり、戻したりすることが可能だ。分針の位置を変えることなく、上側のプッシャーは針を1時間進め、下側のプッシャーは針を戻す。

  ローカルタイムの素早い調整だけでなく、3時位置の小窓に表示される日付は、深夜の午前0時になるとローカルタイムと連動して自動で変更され、それ以上操作することなく異なるタイムゾーンに対応する。9時位置の小窓は基準時刻(ホームタイム)を表示し続け、24時間表示のおかげで昼夜の区別は一目でわかる。

信頼性の高いムーブメント
  


  「クラシック・トラベラー」は、デュアルタイムゾーン機構と日付表示機能を備えた自動巻きムーブメントCal.LF 230.02を搭載している。このムーブメントは、ラチェット式の片方向巻上げ式マイクロローターを備え、ダブル・ダイレクトインパルスを備えたナチュラル脱進機によって性能が強化されている。この脱進機は、振動のたびにテンプに直接ふたつのインパルスを与え、主ゼンマイのエネルギー伝達において優れた効率とその結果約72時間というロングパワーリザーブを保証する。

クラシックで洗練された仕上げ
  


  ムーブメントの装飾と仕上げは、伝統的なオート・オルロジュリーの精神に基づいて行われ、繊細さと職人技が融合しており、「クラシック・トラベラー グローブナイトブルー」のサファイアクリスタル製ケースバックからは、この卓越した職人技を眺めることができる。ブリッジに施されたコート・ド・ジュネーブ装飾と地板のペルラージュ装飾に加え、ムーブメントは職人の手でポリッシュされた面取り面とネジが特徴となっている。特にブリッジの内角に見られる複雑な手作業による面取り面は、ローラン・フェリエが大切にしている伝統的なスーパーコピー時計 n級製造の価値を体現している。

ベル&ロススーパーコピー、既存モデルを進化させた新コレクション「BR-X5」を発表

ベル&ロススーパーコピー、既存モデルを進化させた新コレクション「BR-X5」を発表
  ベル&ロス コピーから新たなコレクション「BR-X5」が発表された。多層構造の複雑なケースを持ち、搭載するムーブメントはケニッシと共に開発したBR-Cal.323だ。端正なブラックと爽快感あふれるアイスブルーの2カラーをラインナップする。

  


  航空機の計器にインスパイアされたデザインで今日まで進化を続けてきたベル&ロス。今回披露されたのは、2019年発表の「BR05」コレクションを進化させ高機能化を果たした「BR-X5」だ。

  


  この新コレクションは、BR05が持つ特徴的なディテールを継承しながら、外装・ムーブメント共に大きく刷新されている。直径41mm、厚さ12.8mmの控えめなケースは、多数のパーツでミドルケースを挟み込むようなサンドイッチ構造が採用されている。そのためケース側面には大きな空間が生まれ、耐久性を高めるとともに軽量化も行われた結果である。

  


  ミドルケースはリュウズガードとはじめから一体で、ステンレススティールの塊から削り出され、ムーブメントを堅牢に保護。上部のベゼル、下部のケースバックは太い4本のネジによって頑強に固定され、カラーアクセントにもなるラバーリングを挟むことで100mの防水性が保たれる。結果、先進的な独自のデザインが生まれた。

  


  ダイアルは、アラビア数字を配したBR05とはうって変わりシンプルなバーインデックススタイルだ。用意されたブラックとアイスブルーの2色はまったく印象を変え、放射状のサンレイ仕上げが施されている。3時位置には3日分の日付を表示する縦長の窓と、9時位置にはBR05では無かったアナログなパワーリザーブ表示が配された。

  また本作を駆動させるのは、注目を集めるムーブメントサプライヤーであるケニッシとのパートナーシップによって開発されたBR-Cal.323。ベル&ロスがケニッシ製ムーブメントを載せるのは初めての試みで、スイス公認クロノメーター検定協会が認める高い精度と、約70時間のパワーリザーブをもたらした。

  


  Contact info: ベル&ロス 銀座ブティック 03-6264-3989

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